とろろ昆布がすごい!隠れネバネバパワーの秘密~ためしてガッテン2014年5月28日放送~
最強のネバネバ食品【とろろ昆布】
脂肪排出、高血圧予防(ナトリウム排出)、便秘解消効果が!
◎昆布のネバネバで血管が作れちゃう!?
昆布のネバネバ成分【アルギン酸】が、
驚くべきものを作る研究に使われていました。
それはなんと、人の臓器!
この研究は、人の細胞を昆布のネバネバ成分でくっつけることで、
臓器そっくりの組織を作ろうというもの。
実際に、研究室では、
人の血管にそっくりな形をした人工血管のチューブが作られていました。
医療分野での実用化はまだ先のことですが、
将来は、「人工臓器」を作ることなどへの応用が期待されているそうです。
◎昆布のネバネバ成分!食べたときの効果!
例えば、昆布のネバネバ成分「アルギン酸」が、
中性脂肪をからめとって吸収を抑えるなどの働きをすることが期待され、
研究が行われています。
しかし!
ラットでの実験では、この中性脂肪の吸収を抑える働き、
普通の昆布よりとろろ昆布のほうが約2倍も効果が高かったといいます。
◎とろろ昆布は「細胞より薄い」!
とろろ昆布がアルギン酸をより多く出せる理由は、
その作り方に秘密があります。
とろろ昆布は、何枚も重ねた昆布をプレスして
ブロック状にしたものの側面を削って作られ、
糸状になります。
こうして糸状になったとろろ昆布の厚さは、
測ってみると…わずか0.01mm。
なんと昆布の細胞よりも薄いことが分かりました!
ネバネバ成分のアルギン酸は、細胞壁と細胞壁のすき間などにあります。
また、うまみ成分のグルタミン酸は細胞の中にあります。
つまり、細胞よりも薄く削られたことで、
それらの成分が余すところなく、表に溢れ出てくるのです。
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