2014年7月
治らないニキビの正体!~ためしてガッテン2014年7月30日放送~
★新型コロナウイルス対策には【ソリューションウォーター】!
空間除菌(集中治療室でも使用)や手指・マスク除菌に!

◎偽ニキビ①~お手入れで大増殖タイプ~
ニキビを治そうと保湿クリームを塗ったところ、
かえってニキビが増え、
その後さまざまな対策をしたものの、
頬全体にブツブツが広がってしまったAさん。
ある日、どうしてもニキビが治らないため、
殺菌効果の高い石鹸で洗顔したり、保湿パックを行ったりしたところ、
ブツブツが広がり続け、しまいには肌が腫れ上がってしまったBさん。
2人のニキビが悪化してしまったのは、
ニキビではなく「偽ニキビ」だったため。
では、なぜ2人とも症状が悪化したのでしょうか?
その一つは、【保湿が原因】でした。
とはいっても、保湿そのものが悪いわけではなく、
保湿をする際に偽ニキビに触っていたのが原因だったのです。
実は、偽ニキビの正体は【扁平イボ】。
イボの原因は、HPV(ヒトパピローマウィルス)と呼ばれるウイルスです。
HPVは、非常に小さいため、顔の小さな傷に入り込み、
表皮の一番深い部分にまで潜り込み、周囲の細胞に取りつきます。
そして細胞の分裂を促進し、肌の表面に現れたものが扁平イボです。
イボの表面には、やはりHPVがいるので、
イボに触れた手が別の場所を触ることで、
どんどん広がりやすいのです。
つまり!
顔に触る行為はすべてアウトです!
HPVが引き起こすイボの正式名は、
「扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)」と言い、
平べったく盛り上がるのが特徴。
<普通のニキビとの見分け方>
そのポイントは、色と形です。
●イボ(色:肌に近い、形:だ円や線状)
●ニキビ(色:初めは白く、その後赤く、形:丸型)
<イボの治療法のひとつが液体窒素を使った治療>
超低温の液体窒素でイボを冷やし、
皮膚の表面組織を壊死(えし)させ、新しい細胞を再生させます。
繰り返し治療することが必要です。
HPVは、手から感染する場合が多いので、
外から帰ったら必ず手洗いをすることが一番の予防法です。
また、家族に扁平イボができたら、タオルなどを共有しないことも大切です。
◎偽ニキビ②~背中に大発生タイプ~
前から顔のニキビに悩んでいたCさん。
半年前から背中や首にもポツポツができたため、
病院へ行くとニキビと診断されました。
そこでニキビの薬を背中などにも塗っていたところ、
かえってポツポツが増えてしまったそうです。
ニキビの薬を塗ると、ニキビの原因アクネ菌は退治されます。
しかし、このボツボツの原因は、
アクネ菌とは別の【マラセチア菌】という菌。
この菌はニキビの 薬では退治できないのです。
実は、このマラセチア菌が偽ニキビの原因で、
正式名を【マラセチア毛包炎】と言います。
マラセチア菌はアクネ菌と同様、
毛穴の中にいて皮脂をエサにして増殖します。
ニキビ治療薬により、アクネ菌がいなくなったことで、
敵のいなくなったマラセチア菌が増殖し、さらに悪化したと考えられます。
アクネ菌は首から上に多く、
マラセチア菌は、首から下に多いと言われています。
<普通のニキビとの見分け方>
発生する「数」で見分けることができます。
●マラセチア毛包炎:10個~20個ほどが一気にできるのが特徴。
●ニキビが一度にできるのは、せいぜい3~3個程度です。
<マラセチア毛包炎の治療法>
「抗真菌薬」を使用しますが、
市販薬はないため、病院で薬を処方してもらうことが必要です。
この病気は治りにくいため、根気よい治療や、
たとえ症状がよくなっても数か月は薬を塗り続けることが大事です。
◎偽ニキビ③~死ぬかも!?タイプ~
この危険な偽ニキビは、【めんちょう】と呼ばれ、
鼻の頭にできるのが特徴。
吹き出物がよくできていたDさんは、
鼻の頭にできた偽ニキビが気になり、つい触ったりいじったりしていました。
すると、その1週間後、大きく赤く腫れてしまったそうです。
眠れないほどの激痛が続いたため、
病院へ行ったところ「めんちょう」と診断されました。
めんちょうの原因は、黄色ブドウ球菌という細菌です。
鼻の周辺には、細い血管がたくさん張り巡らされています。
そんなところに黄色ブドウ球菌が付着すると、
黄色ブドウ球菌が血管を通って脳にいくことで、脳炎や脳髄炎になるため。
死を招くと言われておきます。
ただ、現在は治療薬が発達したため、死に至ることはほぼありません。
とはいえ、放置しておと、色素が沈着したり、
大きく腫れたりして大変な苦しみ味わうことにもなります。
<普通のニキビとの見分け方>
小さいポツポツでも触っただけで痛い場合は、めんちょうと考えられます。
<めんちょうの治療法>
めんちょうの薬は市販薬で販売されているので、
効果・効能欄に「めんちょう」と明記されたものを選んでください。
めんちょうは体力が落ちると悪化するので、
規則正しい生活を心がけることも大切です。
⇒ 【めんちょう】に効果的!【第2類医薬品】テラマイシン軟膏a 6gは、こちら♪
★「息子のニキビが改善した♪」 詳しくは、こちらをクリック♪
★化粧下からかゆみ止めまでの万能クリーム【パナシオンクリーム】 薬石<聖徳石>を配合した万能クリーム。 |
![]() |
ニセ熱中症と、夏に潜む危険な病気~健康カプセル!ゲンギの時間2014年7月27日放送~
◎熱中症による意外な症状
手足がしびれる
脱水による筋肉局所の塩分不足や、
高熱・血流障害などで筋肉・神経に異常が生じることで、
手足がしびれます。
同じ手足のしびれでも、ニセ熱中症の症状だとちょっと違います。
ここが大きなポイントです!
◎ニセ熱中症
ニセ熱中症の正体はズバリ!
「脳梗塞」や「心筋梗塞」など血管が詰まる病気です。
めまいや吐き気、全身倦怠感や手足のしびれなど熱中症に似た症状が出るため、
間違える人が多いのだそうです。
水分不足や脱水状態になると血液の粘度(ネバネバ度)が上がり、
血液がドロドロになります。
すると血栓ができやすくなり、
脳や心臓の血管を詰めてしまうことになるのです。
猛暑日の場合、およそ10分でも血液に変化が現れ、
1時間後にはかなり危険な状態になります。
特に高齢者や高血圧などの持病がある方は要注意です!
1時間にコップ1杯、のどが渇く前に水分を摂ることが、
熱中症だけではなく、ニセ熱中症予防にも効果的です。
水分補給におススメなのが麦茶。
麦茶に入っている【ピラジン】という成分に、
血液をサラサラにする効果があると言われています。
◎ニセ熱中症の特徴
<脳梗塞の場合>
ポイントは身体の片側だけに起こる異変です。
脳梗塞は、脳の左右どちらかの血管が詰まることが多く、
症状は脳と反対側の身体に現れます。
・片側の腕がしびれる、
・片側の足の動きが悪い(つまづきやすい、スリッパが脱げやすい等)
・ろれつが回らない
などの症状に注意しましょう。
※短時間で消えることもあるので注意。
<心筋梗塞の場合>
ポイントは、心臓のある身体の左側に感じる痛みです。
・左胸が圧迫されるように痛む
・左腕だけが痛む、
・虫歯ではないのに左奥歯が痛む
などの症状に注意しましょう。
※心臓の痛みが他の部位にも表れることが特徴です。
◎ゲリラ豪雨と低体温症の関係
恐ろしい夏の病気の一つに挙げられるのが、【低体温症】です。
低体温症とは、体温が35度以下になり、
身体の機能が低下して起こる様々な症状のことです。
まずは震えや歩行困難などが現れ、
体温が32度を下回ると錯乱状態に陥り判断力が低下し、
最悪の場合死に至ることもあるのです。
実験では、
わずか3分間ずつ雨と風に当たっただけで、
体温が1.2度も低下!
突然の雨に濡れた場合、いつでも起こりうる低体温症。
逃げ込んだ場所でもエアコンが効いていて、
濡れた身体がさらに冷えるという危険性もあります。
雨の予報が出ている日には、
チャック付のポリ袋にタオルやTシャツなどを入れて持ち歩くのがおススメです。
ゲリラ豪雨にあってしまったら、雨と風を避けられる場所に逃げ、
できれば身体を拭いて乾いた衣服に着替えましょう。
◎冷たい飲み物
身体を中から冷やしてしまう冷たい飲み物も実は危険です。
冷たい物を摂ると腸管の血管が収縮し、腸の血流が悪くなり、
免疫を司る細胞である、リンパ球の働きが低下し、
結果、免疫力が低下します。
すると夏風邪や食あたりの危険性が出てきます。
※腸には、全身のリンパ球の60~70%があります。
熱中症対策に不可欠な水分補給ですが、冷たい物の飲み過ぎは禁物です。
腸が疲れてきたと感じたら温かい飲み物を選ぶなど、
腸を労わってあげましょう。
夏太りの落とし穴!~世界一受けたい授業 2014月7月26日放送~
◎そうめんは、夏太りになりやすい!
ご飯1杯が、約240kcalに対し、
そうめん一人前は、約356kcal!
しかも喉ごしがいいため、良く噛まないでツルツルと食べてしまい、
なかなか満腹感を得られません。
実は、良く噛まないと満腹中枢が刺激されず、
脳がだまされていたのです。
◎夏に太る理由(基礎代謝)
夏は、体内で燃えるエネルギー、
すなわり【基礎代謝】の低下が問題です。
身体は、暑くても寒くても、体温を一定に保とうとします。
寒い冬は、体内で必死に熱を作り出すために、
基礎代謝が上がります。
しかし夏は、
熱を作り出すエネルギーが最小限で済むために、
基礎代謝が下がります。
そのため、冬と同じ食事量だと太りやすくなってしまうのです。
さらに!
冷たいものを食べ過ぎて内臓も冷えてしまいます。
そうすると、やはり基礎代謝が落ちるため、
太りやすい体になってしまいます。
◎夏太り解消トレーニング~腸腰筋チェック~
夏、冷たいものを食べても、筋肉があれば頑張って燃やせます。
特に【腸腰筋】を鍛えるのが良い!
<腸腰筋チェック法>
(1)耳、肩、腰、足首が一直線になるように意識します。
(2)3秒かけて両手を肩の高さまで上げ、
同時に片足を おへその高さよりも上げます。
ポーズが決まったらこのカタチを5秒キープします。(左右)
(3)5秒の間、少しでもぐらついたら腸腰筋が弱っている証拠です。
◎腸腰筋トレーニング①
(1)足を前後に開き 手は前にしてそのまましゃがみます。
(2)顔は正面をむき、後ろの足は床と平行にします。
(3)腸腰筋で骨盤を安定させ左右に3回ずつひねります。
◎腸腰筋トレーニング②
(1)仰向けになった状態で、上体を起こします。
(2)次に左足と右手を同時に上げます。
(3)そのままの状態で、足は着かない様に、手足を交互に10回上げ下げします。
※10回3セットを朝、夜やるのがオススメです。
※無理をせず行ってください
◎夏に太る理由(自律神経)
自律神経とは、呼吸・心臓の動き、
体温調整の働きを無意識のうちにコントロールしている神経。
運動神経と違って、自分で直接コントロールできません。
自律神経には、
緊張やストレスを感じている時に働く【交感神経】と、
リラックスしている時に働く【副交感神経】があります。
この2つの神経がバランスを保っていれば良いのですが、
交感神経が過剰に優位になると、
血管が収縮し血流が悪くなり、手足の先や下半身が冷えます。
さらにひどくなると、【内臓冷え】になる可能性が!
この内臓冷えにより、内臓の機能が低下し、
体重が増加してしまうこともあります。
◎交感神経と副交感神経系のバランスを改善する方法
耳にはいろいろなツボがあり、
副交感神経の活動が良くなって、バランスが良くなります。
(1)両手の人差し指で口角を上にあげます。
(2)その指でそのまま今度は両耳の上の方をを軽く揉みます。
(3)もんだ後は耳をひっぱって最後はピンと離します。
★抗酸化砂糖 【神果の物語】 中国の秘果「羅漢果」と「サトウキビ」をブレンド! |
![]() |
デトックスとリフレクソロジーの関係!?
先日、リフレクソロジストの方がデトックス体験されに来られました。
デトックスサービスの常連さんからのご紹介です。
※リフレクソロジストとは
リフレクソロジー(反射療法・足裏マッサージ)を行う方。
リフレクソロジーは、主に足の裏(手の平等を含む場合もある)の特定部位を押せば、
体の特定部位に変化が起こる現象を活用し、疲労の改善などをはかる療法です。
その常連さん曰く、しばらくデトックスフットバスをしていないと、
このリフレクソロジストの方に、
「最近デトックスしていないでしょう?足の裏がゴリゴリですよ。」
「定期的にデトックスフットバスをしてくれれば、私も楽なのに(笑)。」
と、言われるそうです。
逆に言えば、デトックスフットバスをしていると、
足の裏も柔らかいというこだと想います。
実はこうした話は、今までも何人にも言われております。
「肩こりが楽になった」
「デトックスフットバスをした後に柔軟体操すると、
身体の柔らかさが全然違う。」
「整体の先生に、
“デトックスを最近しているか、身体をちょっと触れば分かるわよ”
と、言われました。」
これらは、血行が良くなったことによる効果と想われます。
いわゆる“毒素”は、血管・脂肪などに蓄積されます。
血管に蓄積されれば、当然ながら血液がドロドロになり、
筋肉も委縮し、柔軟性がなくなり、
コリやハリを感じるというわけです。
話は戻りますが、そのリフレクソロジストの方も、
デトックスフットバスを体験され、
あの色の変化に驚くと共に、
身体の軽さ、身体の柔軟性、足裏のスベスベ感を体感頂けたようです。
※あくまでもお客様の体験談であり、効果効能を保証するものではありません。
新事実発見!熱中症のピークは2度!?~健康カプセル!ゲンギの時間2014年7月20日放送~
◎熱中症の第一波は、7月下旬!
7月下旬に熱中症による搬送者数が増える原因は、
梅雨明けによる急激な気温の上昇がまずひとつ。
実はもう一つ大きな問題は【湿度】です。
本来体温は、汗が蒸発することで下がります。
しかし湿度が高いと汗が蒸発しにくいので、体温が下がりません。
特に梅雨明け当初は気温とともに湿度が高くなることが多く、
とても危険な時期だと言えます。
しかもこうした環境の変化には気づきにくい場合もあります。
熱中症の危険度が簡単に分かる【熱中症計】を利用したり、
天気予報で【熱中症の危険レベル】をチェックしたりしましょう。
◎熱中症第一波の気候に対応するには、身体の状態が大切!
この時期熱中症になりやすいのは、
【暑熱順化】できていない人、
つまり暑さ慣れできていない人です。
梅雨の時期に冷房の効いた涼しい部屋で多く過ごしていると、
身体が暑さに慣れず気温の上昇についていけなくなり、
熱中症になりやすくなります。
第一波を乗り切るには、身体を暑さに慣らす必要があります。
◎熱中症対策
(1)炭酸水
脱水症状を防ぐため必要なのが水分補給ですが、
普段より多く汗をかいた時には炭酸水がオススメです。
炭酸水には血行を良くし、胃の働きを活発にする効果があります。
胃が活発になることで、
水分を吸収する小腸に水が速く送られ、
その吸収機能もアップし、
脱水になるのを素早く防ぎ熱中症の予防につながります。
(2)朝風呂
朝風呂は、暑熱順化できていない人には特にオススメの方法です。
暑熱順化のポイントは汗をかくこと。
朝風呂で身体を暑い環境に慣らすことは汗をかく訓練にもなり、
その日一日、汗をかきやすくなります。
お風呂以外にも、
朝や夕方の気温の低いときに軽い運動で汗を流すのも効果的です。
(3)夏野菜
トマトやキュウリなどの夏野菜には、
身体の水分バランスを保つ【カリウム】が多く含まれています。
汗と一緒にカリウムが失われると、脱水になりやすいのです。
またトマトの【リコピン】やナスの【ナスニン】には、
紫外線や暑さによるダメージから身体を回復させる、
抗酸化作用もあります。
◎熱中症予防!夏野菜を使った「地中海風そうめん」の作り方
●材料(2人分)
トマトジュース:150CC
出汁:70CC
みそ:15g
鷹の爪:1/2本
オリーブオイル:大さじ1
ニンニク:1/2個
玉ねぎ:1/4個
キュウリ:1/2本
ナス:1/2本
●作り方
(1)食感をよくするため、きゅうりの種の部分を取り除きます。
(2)キュウリとナスは斜めに薄く切り、3%の塩水に10分間浸けます。
(3)みじん切りにしたニンニクと玉ねぎ、鷹の爪を弱火で炒めます。
(4)味噌に出汁とトマトジュースを加え、具材と混ぜて完成です。
これがめんつゆになります。
◎熱中症の第二波は、8月中旬!
8月中旬にやってくる第二波。
この原因は夏場もっとも高くなる気温と暑さによる疲労です。
本人に自覚がないまま、暑さによる疲労がどんどん蓄積し、
暑さがピークを迎える8月中旬に熱中症にかかりやすくなります。
これを防ぐのに大切なのは、睡眠で毎日の疲れをリセットすること。
十分にエアコンの効いた部屋で、
ぐっすり眠るのが疲れを溜めない方法です。
人は睡眠中、眠りに入ってから4時間後に
もっとも体温が下がります。
そのため、この時間に冷房がついていると、
身体が冷え切ってしまいます。
そこで、オススメのエアコンの使い方は、
タイマーで3時間後に切れるようにし、
5時間後に再びスイッチが入るようにすること。
設定温度は28℃にしましょう。
◎熱中症で倒れた人に対する対策法
熱中症で倒れたら、太い静脈が通っている。
【首筋】【脇の下】【足の付け根】を冷やしましょう。
冷やさない方がいいのは【おでこ】。
おでこを冷やすと身体が冷えたと脳が判断してしまい、
熱を下げられなくなります。
夏場は注意!毛穴トラブルと対処法教えます~世界一受けたい授業 2014月7月19日放送~
◎夏場に気をつけたい毛穴トラブル
【メラニン(黒色素)毛穴】
毛穴に詰まった皮脂をそのまま放置して酸化すると黒ずんできます。
そこに紫外線があたると、
周辺の皮膚にメラニン(黒色素)が膨らみ、
毛穴が日焼けする、メラニン毛穴になってしまいます。
【たるみ毛穴】
一方、皮膚の内部では、
夏の強い紫外線によってコラーゲンが破壊され
肌のハリがなくなり、毛穴がたるんで伸びきった状態になります。
毛穴がたるむと顔が老けて見えます。
また放っておくと小じわになります。
◎毛穴トラブル対処法①
耳たぶの付け根~下あごをマッサージ
口の中にある【耳下線】という部分を、
やさしく刺激することで、唾液が出てきます。
唾液の中には美肌効果のある【パロチン】という
ホルモンの一種が含まれています。
マッサージの手順は、
耳たぶの付け根から下顎にかけての部分を
4本の指で後ろから前に回すように刺激します。
これを1回20秒。1日3回程やると効果的です。
また、お風呂で体を温めながら、歯磨きをするという方法でも、
耳下線が刺激されて、唾液が出やすくなりパロチンが分泌されます。
◎毛穴トラブル対処法②
ハート洗顔
洗顔料をしっかり泡立て、
下から順にハートの形を大きく描きながら優しく洗顔します。
汚れを落とすだけでなく
顔のリンパ腺に沿うことで、
不純物を排出され、血流もよくなり皮膚の再生を促します。
※強くこするのはNG!
こすりシミの原因になります。
洗顔後は、しっかり保湿すること。
朝夕1日2回が目安です。
◎毛穴トラブル対処法③
Cool&Hotタオル
冷蔵庫で冷やしておいた濡れタオル(Coolタオル)で、
顔の熱を1分間とります。
続いて
濡らしたタオルをラップで包み、電子レンジで加熱(600Wで約40秒)し、
およそ42℃にしたタオル(Hotタオル)で、
顔の皮膚を5分間温めます。
※温度を確かめてから使用してください。
コラーゲンの元【ヒートショックプロテイン】という、
タンパク質を作りだす方法です。
夏、火照った顔を、一度冷やしてから温める!
その温度差を作ることでコラーゲンができやすくなります。
最後はしっかり保湿します。
◎紫外線対策に適している日傘
外側が白く、内側が黒の日傘が最適!
重要なのは紫外線のカット率です。
外が黒いと、傘の中に熱がこもります。
そうすると、汗と一緒に皮脂が余分に出てしまいます。
また内側が黒だと、
照り返しの紫外線が傘の内側で反射せず吸収されるのです。
◎食物繊維の摂取も大切
食事の初めに食物繊維を摂ることで、
血糖値の上昇を抑えて、コラーゲンの劣化を防ぐことができます。
いつでもどこでも食物繊維を簡単にとれる食品として、
【抹茶】がオススメです!
抹茶は食物繊維がとても豊富で、
抹茶に含まれるカテキンの抗酸化作用も肌にすごくいいのです。
ただ、粉も残さず摂取するのがおすすめ。
しかし、あくまでも補助的なものなので、抹茶だけでいい訳ではありません。
★アンチエイジングローション【ミュージックローション】 欧米で注目されている「音のヒーリング」 |
![]() |
★100%モロヘイヤ粒【王様の健康粒】 野菜の王様モロヘイヤの生葉を乾燥し圧縮! |
![]() |
夏に!心臓けいれんがあなたを襲う!~ためしてガッテン2014年7月16日放送~
◎心臓内にできる血栓が、手足の壊死(えし)を招く?
ある日突然、手や足にしびれや重さを感じたり、動かなくなり、
そのまま放置していたら、壊死する危険性がある!
それは、気づかない心臓のけいれん=【心房細動】が原因で起こったものでした。
心臓(心房)がけいれん状態になる(心房細動)と、
血液の流れが滞って、血の塊ができます。これが【血栓】です。
それが、振動(けいれん)することで、ドンドン大きくなります。
この血栓が、あるとき血流に乗って心臓の外へ飛び出し、
手足の血管を詰まらせたことが、壊死の危険を招いていたのです。
※血管が詰まると、その先の器官で壊死が起きるまでの猶予は、
部位にもよりますが、およそ6時間です!
※血栓は、心房がけいれんするといつでもできるわけではありませんが、
とくに夏場は体内の水分が減ると、血液が固まりやすくなるので、要注意です。
◎心房細動に気づくポイントは 心臓に現れるニセの電気信号
心房細動が起きると、心拍数が異常に増え、自分で異常に気づける人もいます。
一方、一日中心房細動が起きているにもかかわらず、自覚症状がない人もいます。
安静時の心拍数は1分間に70回程度と正常範囲内です(60~80回/分であれば正常)。
同じ心房細動なのにこれほどの違いがなんなのでしょうか?
私たちの心臓は、上部の心房と、下部の心室という部位に分かれます。
心房が肺で酸素を受け取った血液を心臓の中に吸い込み、
その吸い込んだ血液を心室が全身に送り出します。
私たちが鼓動や心拍として感じるのは、心室のポンプのリズムです。
この一連の動きが正しいリズムで行われるよう指令を出すのが、
【洞結節】というペースメーカー細胞です。
この洞結節が発する電気信号のリズムに従って、心房や心室が規則正しく動きます。
しかし!
心房のあちこちに偽の電気信号が出現しすることで惑わされ、
心房が超高速で働き始めます。
これが心房のけいれん状態です!
その状態で心室がどう動くかは、心室の性格にかかっています!?
●きっちりタイプだと、連動して高速で鼓動します。⇒気付くタイプ
●のんびりタイプだと、心拍数が変わりません。⇒気付かないタイプ
しかし!
心房からくる偽の電気信号に惑わされて、のんびり心室も時々ペースを乱します。
(速くなったり遅くなったりします)
ここがポイントです!
◎心房細動かどうかのチェック方法!
心室がニセの電気信号にほとんど反応しないタイプの人でも、
時々は心室が心房細動につられて鼓動のリズムを乱します。
つまり、心房細動が起きやすいタイミングをねらって脈を測れば、
心房細動が起きているどうかチェックできるのです。
心房細動は、リラックスしているときや就寝中など、
副交感神経の働きが活発なときに起きやすいことがわかっています。
そこで、朝起きたときと、寝る前に脈を確認!
●安静時の脈拍数が1分間に100回以上の場合
●脈のリズムや強弱が乱れている場合
以上の方は、専門医を受診してください。
<脈の測り方>
親指の付け根に指を3本当て、
20秒間ほど脈のリズムや強弱を確認します。
わかりにくい場合は、首筋に指を優しく当てて測ってください。
※正確に判断するために、3日間測ってみる。
※胸がもやもやする、違和感がある時も脈を測ってみる。
◎早期発見で完治も可能! 抗凝固薬で命の危険を回避
これまで心房細動は、大がかりな手術を行わないと治せませんでした。
ところが医学の進歩により、早期に発見できれば、
簡単な方法で治せるようになったのです。
実はこの「ニセ電気信号」の発生源が、心臓の内部ではなく、
肺から心臓につながる肺静脈に存在することが突き止められたのです。
そこで、特殊なカテーテル(電極カテーテル)を足の静脈から心臓の内部へ入れ、
心房細動を起こすニセの電気信号の発生源である、
肺静脈と心臓の接合部付近を焼いてしまうと、
ニセ電気信号が心臓へと伝わらなくなり、心房細動の発生を食い止められるのです。
早期の段階であれば、90%が完治します。
ただし、長年心房細動を抱えている人や、
75歳以上の高齢の方にはあまりこの治療による効果が期待できません。
カテーテル治療が適さない人の場合でも、
血栓を作りにくくする「抗凝固薬」を服用する治療で、
心房細動があっても、それによる命の危険を回避することができます。
※どんな治療法が適しているかは、専門医にくわしくご相談ください。
血液とアブラの怖~い関係~健康カプセル!ゲンギの時間2014年7月13日放送~
◎脂質異常症について
脂質異常症と診断されるには次の3つの条件があります。
(1)善玉コレステロールと呼ばれるHDLの数値が基準(40mg/dl)より低い。
(2)悪玉コレステロールと呼ばれるLDLの数値が基準(140mg/dl)より高い。
(3)中性脂肪値が基準(150mg/dl)より高い。
<中性脂肪とは>
食べ物に含まれる脂質や糖質などが肝臓で合成されたもので、
体内の細胞が正常に働くため、血液中に蓄えらた大切なエネルギー源です。
しかし中性脂肪が増えすぎてしまうと血管に負担をかけ、
傷つけてしまったり、内臓脂肪となってメタボの原因になったりします。
<コレステロールとは>
細胞膜を構成したり、ホルモン・胆汁を作るための材料になったり、
やはり、身体の機能を正常に保つための材料として必要なものです。
主に肝臓で合成され、血液に乗って体中に運ばれます。
このコレステロールには大きく2つの働きがあります。
●悪玉コレステロール
肝臓から血液に乗ってコレステロールを全身に運んでくれます。
●善玉コレステロール
余分となったコレステロールを回収し、肝臓に戻してくれます。
そして血液中の善玉が減ったり悪玉が増えたりすると
血液中に残された余分な脂が血管壁に付着して、
コブのような状態になってしまいます。
そのコブの薄皮に傷が付くと、血液中の血小板が集まり修復しようとするため、
血栓ができ血液の流れをせき止め、
心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因となります。
◎血液中の脂正常化作戦
(1)朝の簡単野菜ジュース
ニンジンとリンゴをジューサーに入れ、
最後にレモン汁を加えるだけの簡単野菜ジュースです。
朝は、脱水とともにビタミンやミネラルが不足するため、
ジュースで補給すると効果的です。
脂肪の燃焼を促進することもできます。
またリンゴが持つ水溶性食物繊維には、
体内のコレステロールを吸着して排出してくれる働きもあります。
(2)昼と夜は炭水化物を半分にカット
ごはんやパン、パスタなどの炭水化物を摂りすぎると、
体内で脂質となってしまいます。注意しましょう。
マグロ(中トロ)や青魚などに含まれるEPAは、
血液中の中性脂肪やコレステロールを抑えてくれる働きがあります。
50gほどを目安に食べるのが効果的です。
(3)ながら有酸素運動
テレビを観ながらジョギングしたり、その場で足踏みしたりするだけでも、
普段運動不足の人にとっては効果があります。
この有酸素運動は、
食事などでは増えにくい善玉コレステロール値の改善に効果的です。
また動脈硬化で障害された、血管の内皮機能も改善します。
★こちらも是非お読みください!
「聞き漏らし」は、隠れ難聴かも!?~ためしてガッテン2014年7月9日放送~
◎片耳が聞こえないと、聞き漏らしてしまう!?
私たちが普段耳にするさまざまな音は、
場所によって左右の耳に入ってくるタイミングが異なります。
例えば左からの音なら、左耳⇒右耳の順に音が届きます。
こうして両耳に入ってくる音の時間差を計算することで、
その音の位置を特定し、そちらに注意を向けてから初めて、
私たちは何の音かを認識できるようになっています。
※両耳で10万分の数秒差まで聞き分けることができます。
ところが、片方の耳だけしか聞こえないと、
時間差による音の認識ができません。
すると、人の声、電車の音、犬の鳴き声など、
日常に溢れた音が混ざり合った状態で聞こえてしまい、
それぞれが何の音か特定できなくなるのです。
音の特定ができないため、聞きもらしていまいます。
◎中耳に溜まった水が鼓膜を覆う
鼓膜の内側の空間【中耳】には、
老廃物の排出や鼓膜の保湿のために、常に一定の水分が保たれています。
この水は、あくびやつばを飲み込んだ時に、
中耳から鼻につながる耳管が開き、排出されていきます。
ところが、老化などが原因で耳管が開きにくくなると、
どんどん水が溜まってしまうのです。
その結果、体を傾けたときに、水が鼓膜を覆い、
水の重さで振動しにくくなって、聞こえが悪くなってしまいます。
この症状は【滲出性(しんしゅつせい)中耳炎】と呼ばれ、
痛みが出ないので気づきにくいのが特徴です。
今のところ根本治療はできません。
ただ、鼓膜切開や鼻に空気を通して中耳の水を抜く治療法などで
症状を改善させることが可能です。
<滲出性中耳炎に気付くには>
・頭を傾けた時 聞きにくくなる
・耳詰まり感
・飛行機に乗った時の「耳ツーン」がなかなか治らない
以上の症状がある場合は、滲出性中耳炎の疑いがあるので、
耳鼻咽喉科の診断を受けることをおすすめします。
◎放置しておくと聴力を失う!悪魔型中耳炎
滲出性中耳炎以外にも、放置すると聴力を失う恐ろしい中耳炎があります。
その名は【好酸球性中耳炎】。
血液の中にある【好酸球】という白血球は、
ウイルスなどが入ってくると撃退してくれる、
免疫機能を担う大事な細胞です。
ところが!
大人ぜんそくの患者さんの場合、この好酸球が増えてしまいます。
この増えてしまった好酸球は、
敵もいないのに暴走してしまって、あちこちに攻撃をしかけて、
炎症を引き起こしてしまいます。
それは耳でも同じ。
好酸球の攻撃によって、中耳炎が起きます。
放置すると、耳の中にポリープができ変形してしまいます。
こうなると外から入ってくる音の振動がうまく伝わらなかったり、
耳の神経自体が破壊されることで、最悪の場合は聴力を失うことになります。
50歳以上から急増します。
好酸球性中耳炎は根治が難しいものの、
早期治療で聴力の低下を防ぐことができます。
<好酸球性中耳炎に気付くには>
・大人のぜんそく
+
・耳が遠くなった
・かゆい耳垂れ