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鼻水・鼻づまりのメカニズム~健康カプセル!ゲンギの時間2015年2月22日放送~

 

◎鼻水のハテナ?


鼻の穴の奥にある、
鼻腔の表面の鼻腺という分泌器官で作られる粘液と、
粘膜からにじみ出る水分が合わさったものが鼻水
です。


1日に作られている鼻水の量は、なんと1リットル!

半分は鼻を加湿しすぐに蒸発、
半分は自然に飲み込まれています。

 

まずはそんな鼻水の疑問についてお答えします。

 

 

●熱いラーメンを食べると鼻水が出るのはなぜ?


鼻水の役割は大きく分けて二つあります。

一つは鼻から吸い込まれた空気に湿気や温度を与え、
肺に適切な空気を送る役割。


もう一つは鼻に入った異物を包み込んで体内へ運び、
適切な処理をする役割です。

そのため花粉やウイルスなどが粘膜にくっつくと
その刺激が脳に伝わり、
異物を排除しようと自律神経を通じて
「鼻水を作れ」と指令が出ます

 

温度や湿度の変化もそれと同じで、
鼻の粘膜への刺激になります。

ラーメンの湯気による温度や湿度の変化に脳が反応し、
自律神経の指令で鼻水が出るのです

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●鼻水の質や色が変わるのはなぜ?


鼻水の色や質を変えているのは【白血球の数です。


風邪をひいたり、バイ菌の感染が起こったりすると、
鼻水の中に白血球が集まってきます。

白血球の数が多いと色が黄色っぽくなって、
粘り気の強い鼻水になります

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●急に出てくる鼻水を止める方法って?


ティッシュを詰めたりすすったりする人も多いですが、
ティッシュを詰めると
鼻の粘膜に傷がついてしまいます


また鼻をすすると鼻の奥に鼻水がたまり、
ひどいときは耳に入って
中耳炎を起こすこともあります


鼻水が出たら、かむことを心がけましょう

ポイントは強くかまないこと。

鼻を強くかむと耳に強い負荷がかかり、
鼓膜が破れたり、
中耳炎になったりすることもあります。

 

 

●鼻づまりの正体とスッキリさせる方法は?


鼻づまりは、
鼻水が詰まっているのではありません


鼻の粘膜が腫れて空気の通り道を狭くし、
異物をブロックしようとする制御反応が
鼻づまりの原因です。


 

<鼻づまり解消法>

 

(1)40℃のお湯で絞った蒸しタオルを鼻にあてる。

鼻の粘膜の温度が高くなると
血液の流れが良くなって腫れがとれます。


(2)42℃の足湯につかる。

足の感覚の神経が刺激されると、
血管の伸び縮みを調節している自律神経が刺激され、
鼻の粘膜の腫れがとれます。

靴下を多めに履くことでも
足湯と同じ効果が得られます。


(3)ペットボトルを脇の下に挟む。

脇の下にかかった圧力で鼻の交感神経が刺激され、
反対側の鼻の粘膜が縮みます。

※右の鼻が詰まっている時は、
左脇の下にペットボトルを挟みます。

 

 

 

 


◎副鼻腔炎とは?


一年中、鼻づまりの症状が治まらなかったTさん。

かかりつけの医師に相談したところ、
告げられた病名は、【急性副鼻腔炎】。


鼻の周りにある【副鼻腔】という空洞が、
鼻水で溜まってしまうのが、副鼻腔炎です

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慢性と急性がありますが、
合わせると、毎年1500万人!がかかっていると言われる、
今や国民病といえる病気です。

 

副鼻腔炎の主な原因は【感染です。

バイ菌やウイルスの感染が原因になります。


風邪などの菌が粘膜に炎症を起こすことで、
鼻と副鼻腔を繋ぐ通路がふさがり、
副鼻腔で作られた鼻水が溜まるのが、
感染による副鼻腔炎、いわゆる【蓄膿症
です。

 

 

 

 


◎最近急増中!新タイプの危険な鼻づまりとは?


一方【好酸球性副鼻腔炎】は、
白血球の一種の好酸球が鼻の粘膜に集まり
副鼻腔炎を起こす病態で、【新型の副鼻腔炎
です。


好酸球が増殖する原因は
アレルギーによるものが多いと言われ、
花粉症から併発するケースも増えています。


従来の副鼻腔炎は外から入った
菌による感染が原因ですが、
新型はもとともと体内にある好酸球が原因のため
治療法も全く異なります

 


特徴的な症状は、
鼻腔内の粘膜が炎症を起こし
キノコ状に膨らんだ水ぶくれ、
通称「鼻たけ」です。

これが鼻をつまらせ、ニオイをも奪います。

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治療にはアレルギーを抑える薬や
ステロイド点鼻薬などが使われますが、
鼻たけが大きい場合は
内視鏡による切除も行われています。

今のところ原因が
はっきり突き止められていないので、
効果的に発症を予防する方法はありません。

しかし早く診断できれば早く治療に入れるので、
重症化を防ぐことができます。

“せき”や“たん”が長く続く方で、
ニオイがだんだんしにくくなってきた、
という症状があるときは、
耳鼻咽喉科を受診しましょう

 

また市販の点鼻薬は、効果が非常に高いのですが、
長く使い続け過ぎたり、
決められた回数よりも
多用したりすることは避けましょう

容量を守って使うことが大切です。

 


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